のんだ自分が馬鹿だった。
ベンゾジアゼピンという成分がストレスの特効薬というのを
本で知って研究し、自ら心療内科に赴いたのが15年前。
ちょうど21世紀。

のみ始めたころは魔法の薬、処方医を神のように思っていた。
ネットでベンゾ批判を知ったのは、3年前。

はじめは何かの商売か企画だろうと思い、
ベンゾにたいしてそれほど危機感を
持っていなかった。

ところがのみ始めて数年前(服用から13年目)くらいで、体重が減ってきた。
禁酒のダイエット効果と思い込んでいて、それもあるだろうが、
今では常用量離脱ではないか?と思っている。

ネットの情報が気になって、
昨年秋、医師の許可のもと、昼一回分を減薬すると、手足が震えた。
「これが離脱症状か?」と思いながらしばらく安静にすると手足の震えはおさまった。


しかしそのあと胃の具合が極端に悪くなり体重が激減。
冬は地獄のような思いをした。ひたすら安静にして家事をこなす日々が続いた。
家族の支援は電話のみ。しかし会話が成立しない。ストレスで白髪が増えた。
地獄のような冬だった。
今から思えば典型的な離脱症状だったのかもしれない。
肥満だったので食事制限痩せて喜んでいたが、どうも食事がすすまない。
ダイエットしていたこともあって、食事に対する強迫観念もあったのだろう。
だんだんやせ衰え、これは違うと、ついに内科を受診。
胃炎と食道炎になっていた。

それが今は少し収まったが、免疫力が減っていることに気付いた。
風邪気味、夜眠ると寝汗、過去の記憶が出てくる。
苦しさで自分の思いをノートに書き殴る。(これが結構効果ある)

今ではベンゾジアゼピンは免疫を後天的に減らす薬ではないか?と思っている。
後天性免疫不全、エイズの初期症状のような病気が頻発するのでは?と。
幸い自宅療養できるので、自然治癒力でおさまっている。
免疫、抵抗力が減っているのでネット検索すると「自己免疫疾患」になる」という記事に
ヒットした。2chなどでも免疫、抵抗力が減るという投稿を散見。
減薬、断薬で免疫抵抗、そのままベンゾをのんでいても
耐性がついて常用量離脱で免疫が減るとある。
恐ろしい薬を長期に渡り大量に服用していた。

今ではもう引き返せない。医師に相談しても会話が成立しない。
むしろ内科を受診したことが気にくわなかったらしく、裏から手をまわされたようだ。
完全に孤立だ。弱っているところに孤立。インターネットしかない。

薬の量を3分の一に減らしたが、それでもほかの人より服用量が多い。
一気断薬の誘惑に駆られるが、怖い。
地獄である。人によって離脱症状に違いはあるだろうが、自分の場合長期大量なので
相当な覚悟が必要。その間にさまざまなストレスや変化が予想される。
ベンゾの減薬離脱を計画しつつもベンゾ無しではやっていけない自分がいる。

自分の体がどう変化するか分からない不安もある。

今は落ち着いているので、書きたいことを思いつくままに書いた。

どこか支援してくれるところはないだろうか。